この記事では、内装工事の現場監理の仕事についてお伝えします。
現場監理とは、工事に着工してから「納期内」に「安全」で「質の高い」工事を行うための仕事です。
この記事では、内装工事の現場監理の仕事についてお伝えします。
現場監理とは、工事に着工してから「納期内」に「安全」で「質の高い」工事を行うための仕事です。
ご相談
事故や車両のトラブルなど、路上での困りごとをサポートする会社様から、新拠点増設のご相談をいただきました。
まず、どのようなお客様の要望がアイデアとして形になり、工事で空間に落とし込まれるかをお伝えするために、これまでの流れについてお伝えします。
お客様からの要望
・どんなことをやっている会社なのか、対外的にアピールできるオフィスにしたい。
・シックでシンプルな雰囲気がいい。
・仕事で使う工具やバイクを収納したい
もともとは、クリーニングの店舗だった場所を拠点に作りかえるため、弊社にご相談いただきました。実際に訪問して現地調査を行い、それをもとにご提案内容を考えます。今回は、複数のデザイン会社に依頼の提案を経て契約の可否が決まる案件のため、受注を目指して提案のプレゼンを行います。
ご提案
こんなポイントを重点的にご提案しました!
・企業イメージアピールのために、歩道に面した壁面を有効活用。
・土地の文化に似せた、ヴィンテージ風な統一感のあるデザイン。
・無駄のない動線や収納にこだわり、快適に働くことができる機能的なオフィス。
・屋内にバイクを置くスペースを確保する
提案の結果、無事受注できました!
お客様に言われたことのみを形にして持っていくだけではなく、お客様の何気ない一言や雑談からも一歩先の要望を想像して汲み取ることを大切に、時間が許す限りそれを実現するための策を提案したいという思いで取り組んでいます。
今回は、「バイクを屋内に置けたらかっこいいんだけどなぁ」というお客様の言葉を提案に落とし込んだことが決め手でした。
お客様と契約を交わしたら、職人さんに連絡をとっていよいよ工事開始です!
これまで使われていた床・壁・天井・内装などを取り除いたスケルトン状態にします。
今回の工事のハイライト
1、バイクの屋内設置 2、バイクを出し入れするための自動ドア |
1.バイクの屋内設置
バイクを屋内に置くにあたり、建築基準法と消防法の観点から問題がないかを確認する作業が必要です。区役所と消防署には詳細な資料を作成して提出し、問題がないかを確認してもらいました。
2.自動ドア
この壁に穴を開けて、バイクを出し入れする自動ドアを作ることになりました。
作業に取り掛かる前に、本当に穴を開けてもいい場所なのか、穴を開けて自動ドアを設置しても問題がないかを確認する調査を行います。
調査の結果、問題がなかったので自動ドアの形に壁を壊していきます。
壊れました!コンクリートの壁に穴を開けるという大変な作業を職人さんがやってくださっています。これからドアを設置していきます。
かっこいい自動ドアになりました。バイクを出し入れできるようになりました。
新拠点が完成しました!お客様からは「社員も、これまでの無機質なオフィスから一新しておしゃれな空間で仕事ができることに戸惑いながらも喜んでいます」という言葉をいただきました。
この記事を通して、現場監理の全体像ややりがいについて感じていただけたら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。