この記事では、どんな空間を一緒に作っていくかをお客様にお話しする「提案」の仕事についてご説明します。
イメージする空間をお客様と共有する機会であり、今後の工事を担当させていただけるか否かが決まる段階です。
この記事では、どんな空間を一緒に作っていくかをお客様にお話しする「提案」の仕事についてご説明します。
イメージする空間をお客様と共有する機会であり、今後の工事を担当させていただけるか否かが決まる段階です。
クラウドサービスやアプリの開発・販売をする会社様から、増床のご相談をいただきました。製品開発に関わるエンジニアの方々が作業しやすいオフィスを作りたいという想いで増床計画が始まったそうです。
ご要望
・こだわりを持って作った既存のフロアの雰囲気や機能性を踏襲しつつも、増床エリアならではのオリジナリティを出したい。
・スクラム(チームで仕事をするための枠組み)で仕事がしやすいレイアウトにしたい。
実際のご提案の場面では、多い時には20名以上のお客様の前でお話しすることもあります。経営方針に関わるオフィス内装の提案には部門長や社長などの経営陣も同席されるため、緊張感があります。そんな時でも、提案内容とその意図を伝えるために提案書作成を工夫しています。必ず触れたいポイントを文字として提案書に盛り込むことで、伝え漏れがなくなり、「この人に内装工事を任せたい」と思わせるような安心感のある話し方につながります。提案内容はもちろんのこと、話し方や雰囲気なども提案においては大切な要素です。
コンペの案件でしたが、無事受注することができました!
弊社を選んだ理由として「デザインを押し付ける感じではなく、一緒に作り上げるパートナーとしてやっていけそうだった」とおっしゃっていただけることが多々あります。
提案含め、オフィスデザインをする際は、「お客様の企業文化や業種によっての働き方」を大切にしています。私たちは空間を作ることはできますが、快適なワークプレイスはその空間を使うお客様自身に作っていただかなければなりません。
そのため、ワークプレイスを作るパートナーであるという意識を大切にしています。
写真は、実際に完成したオフィスの様子です。既存のエリアが「自然」が基調とされていたため、増床エリアは「サバンナ」をテーマに作りました。