入居したテナントがオフィスビルで現状がオフィス仕様になっているため、なるべくオフィス感を無くせるようなデザインに。
ターゲットとなる客層がサイクルウェアなどで来店する事が多いため、おしゃれすぎる店舗だと入りにくいので、ダサくなくおしゃれ過ぎない内装を希望された。
また、ドン・キホーテのように商品に囲まれているレイアウト設計をしてほしいというリクエストも。

ビルのエクステリアはオフィス感が強く生垣が店舗前面に広がっていたため、店舗だと視認できるよう照明の照度や造作什器の設計を細かく行い、オフィスっぽさを払拭しました。
天井に高さのあるシーリングファンを設置したり、あえて高さのある造作什器の設計を行い目線を持っていくポイントを増やし天井の既存設備を目立たせぬようデザインしています。

ショップカラーになっているブラック×ホワイトのモノトーンカラーをメインカラーとして用い、コンクリート感の強い床材とバイクのメタル感を造作什器や設備に取り入れ、荒々しくも洗練されたデザインを感じられる空間を目指しました。そこにオークを混ぜることで、温かみを生み入りにくさを緩和させロードバイク乗りの方がバイクウェアのままでも入りやすいショップに。