オフィス空間をデザインすることで人が生き生きと働ける環境を作りたいと思ったからです。デザインの専門学校で学んだ後、住宅や店舗デザインに関心を持ちながら就職活動をするなかでオフィスデザインの仕事があることを知りました。私より先にデザイン業界で働いていた友人が、自分の仕事に誇りを持って楽しみながら働いている姿に刺激を受け、ワークスタイルをデザインする会社を探し、Sunninを見つけました。
Sunninの魅力は入社後すぐにデザイン業務に一貫して関われることだと思います。デザイン業界では新入社員はあまりデザイン業務に関わることができないと聞きますが、Sunninは入社後すぐにお客様のところへ行き、デザイン・見積もり・工事・引き渡しまで一貫して関われる環境があります。現場で経験を積みながら成長できる環境がある点が魅力です。
また、Sunninの社員はみんな自由で積極的です。いろいろなことに興味があって、情報収集のために自ら動く人が多いと思います。単に仕事としてではなく、楽しみながら働く人が多く、社員同士の仲もいいです。
大阪オフィスでグラフィックのデザイン業務を主に担当しています。Sunninのサービスサイトや、テレキューブという個室のワーキングスペースのガラス面に貼るイラストや、お客様にご提案する資料を作成しています。現在は同時進行で現場で働く人のサポートも行っており、チームを超えて仕事をすることが多いです。
お客様の要望を汲み取ること、期待以上のものを提供することが難しいことがあるところです。
お客様自身が要望を伝えきれずに困っている時、どうしたらそれを引き出すことができるか考えて質問するのですが、最近はリモートでのコミュニケーションが多いため、直接話すよりも温度感が伝わりづらいことがあります。
このような状況下においても期待以上のものを提供するために、お客様が言葉にする要望は聞き漏らさないことや、メールの文章で意図がきちんと伝わるかということに気を配るようにしています。また、オフィス工事のお客様には会社内での責任が大きい方が多いため、社員の方との関係を観察することでお客様のオフィスの現状を理解するように心がけています。
例えばサービスページの記事のイラストを描く際、どうやったらお客様に記事を見てもえるかを考えています。文章のページだけではどうしても冷たい印象になってしまうところをイラストで補うために、原稿を読み込み「一番伝えたいメッセージは何か」を自分なりに解釈するプロセスを大切にしています。
上のイラストを例に上げると、多くの人が知る「マイケル・ジャクソン」を描くことで、お客様の目にとまることを期待しています。デザインをすることもですがアレンジや既存のものに+αの提案をすることも好きなので、普段から自分の中にデータを蓄積することを大切にしています。多くのアイデアに触れ、気になる画像を保存することで、ふとした時にアイデアが引き出しから出てくるとき、これまでの蓄積が生きていると感じます。
リモートワークができるようになりたいです。仕事内容的に、どうしても対面でコミュニケーションをとることが多いのですが、将来的には資料だけで全部理解してもらえるような仕様書や資料が作れるようになって、場所に囚われない働き方がしたいと考えています。
趣味は飲み歩きです。最近はあまりできていませんが、一人で立ち飲み屋さんに入って、そこで知らない人と話をして仲良くなるのが好きです。なかにはその日に限らず一緒にご飯を食べに行く人や、後に仕事を頼むことになる職人さん、稀に同じ職業の人がいたりと、意外な出会いができるのがおもしろいです。