【 大阪移転プロジェクト 03 】大阪オフィスに込めた設計とデザイン
皆様、こんにちは!サンニン株式会社です。
大阪オフィスプロジェクト第3弾となる今回は、前回の記事でご紹介したコンセプトづくりを経て、「みんなで参加し、当事者意識を持ってつくり上げる」という想いをどのように空間へ落とし込んだのか、その設計・デザインの工夫と、完成したオフィスの魅力をご紹介します。
新オフィスのコンセプト:「マゼコゼ」
今回の大阪オフィス移転にあたり、掲げたコンセプトは「マゼコゼ」です。
これは大阪特有の「まぜもん文化」と、オフィス内での「密なコミュニケーション」を掛け合わせたものです。
具体的な設計には、以下のようなこだわりを詰め込みました。
・多種多様なマテリアルの活用: カウンターにリノリウムを採用したり、木目調の素材や塗り壁を取り入れたりと、様々な素材(マテリアル)を組み合わせることで、大阪らしい「いろんな顔が見えるオフィス」を表現しました。
・拠点間をつなぐデザイン: 東京オフィスと同じ並びのモニターカウンターを設置しました。これにより、モニター越しに同じ景色を共有しながら、離れた拠点間でも一体感のあるコミュニケーションが取れるよう工夫しています。
・未来を見据えたレイアウト: 予算の関係で既存の什器も活用していますが、将来的に什器を買い換えた際にも問題なく機能し続けるような、柔軟なレイアウト設計を行いました。


様々なマテリアルと東京オフィスと同じ並びのモニターカウンター
試行錯誤から生まれた、使い勝手の良い空間
「全員で創る」プロセスでは、当然ながら意見の集約に苦労もありました。
・優先順位の決定: 全員の「やりたいこと」や「入れたい什器」をすべて詰め込むのは難しいため、設計者が最終的な判断を下しつつも、実際に使う社員の意見を最大限に反映し、優先順位を決めていきました。
・現場の視点での改善: 例えば、会議室をガラス張りにした際、「外からの視線が気になり集中できない」という現場の指摘を受け、急遽フィルムを貼るなどの細かな調整を行いました。これは多くのオフィスを手掛けてきたサンニンだからこそ気づけた改善点です。
・利便性の向上: 以前は会議室不足で自席での対応を余儀なくされることもありましたが、小さな会議室を増設したことで、電話や機密性の高い内容の打ち合わせもスムーズに行えるようになりました。
・駅近という選択: 社長の「現場帰りに立ち寄りやすく、働きやすい環境を」という思いから、駅の近くに移転。通勤時間の短縮だけでなく、業務効率の向上にもつながっています。

外からの視線を気にしないように設けたフィルム
プロジェクトがもたらした成果と「成長」
今回のプロジェクトは、単なるオフィス環境の整備に留まりませんでした。
特に大きな成果は、「新入社員の成長」です。
入社間もない社員がプロジェクトを一貫して経験することは、社長の強いこだわりでもありました。
プロジェクトを通じて、設計の細かな寸法調整や、現場のニーズを汲み取る難しさを実体験したことは、今後の案件にも活かせる大きな財産となりました。
社員一人ひとりの「気遣いや思い」が形になったこの新しいオフィスは、サンニン株式会社らしい「価値を創造する場」として、これからさらに進化していきます。
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